カヤックフィッシングは海上で行う釣りであるので危険もあるということを知っておかなければなりません。
ただ、海は決して危険なところではありません!
海には危険な場所や状況があるだけで、危ないと思ったら行かなければいいだけです。
フィールドの状況をきちんと把握し安全への装備はもちろん、ルールやマナーを守り、存分にカヤックフィッシングを楽しみましょう。
<安全への装備>
安全確保のために有効な持ち物の一例です。
・PFD
PFD(ライフジャケット)の着用は必ずしてください。
選ぶ際には、カヤック用に製造されたものを選ぶようにしましょう。
・フラッグ
フラッグなしで浮いてるカヤックを見かけます。(サイト立ち上げの理由でもあります。)
カヤックは高さが低く、小さなうねりや波で周りから全く見えなくなってしまいます。
海での出艇の際には、必ずフラッグを装備してください。
・パドルリーシュコード
パドルとカヤックをストラップで繋ぐ事でパドルの流失を防ぐリューシュコード。
カヤックフィッシングでは、竿を持つ時にパドルから手を離す機会が多いため必要です。
・防水ケースに入れた携帯電話
実際に携帯電話があったからこそ、最悪のケースにならなかった海難事故が多数報告されています。
また、海上で天気の変化を確認するためにも重要な装備です。
常に自分に身につけておくことが重要です。PFD や体に繋げておきましょう。
・スペアパドル
パドルが折れたり流出したりした時のために必要です。
・ホイッスル(エマージェンシーコール)
めったに使わない道具ですが、PFDに一個は忍ばせてあげて欲しいアイテムです。
・レスキューナイフ
ロープ等が自分に絡まってしまった時のために、PFDのポケットに入れておくと良いでしょう。
・GPS
漕いでいるスピード、流されているスピードの把握のために。
また、出艇地までの距離の把握や、出艇地へ正確に戻るためにも有効です。
<カヤックルールとマナー>
ルールとマナーを守って安全にカヤックを楽しもう
・PFD、気候にあったウェアの着用をお願いします。
・カヤックフラッグの掲揚を必ずお願いします。
・出艇前の天候のチェック。
など、他にもいくつかありますが
最低限のマナーについては、バイキングカヤックさんのページがとても参考になります。
カヤックを長く安全に楽しむためにも、一人一人がルールやマナーを知り、守っていくことが大事です。
・ローカル・ルールについては→こちらから
フィールドには多くの場合ローカルルールがあります。カヤックが出艇できない場所や、釣りを禁止しているところもあります。実際に、マナー違反でカヤックフィッシング禁止になってしまった場所もたくさんあります。長年、海を守ってきた漁師さんや釣り場を敬う謙虚な気持ちを持ち、マナーやルールを知り、それらを守った上で楽しむことが大切です。できる限り情報を発信しますが、変更される場合も多くあります。ルールがわかない時には、以前、その場所で出艇したことのある経験者にアドバイスをもらうことも有効です。
<天気予報>
出艇前には、必ずその日の天候や海、川、湖など、カヤックに乗るフィールドの状態を確認し、決して無理な出艇はしないようにしましょう。
また、急激に天候が変化することがあるため、カヤックに乗っている最中にも天候の変化に気を配るようにし、天候が荒れてきそうな時には早めに岸に戻るようにしましょう。
一般的に最大風速が5m/sec 最大波高0.8m以上の海況予報では出港を諦めて別の出港地を探します。
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